Welcome to my blog

宮の夢空間

Article page

初恋ゲーム1

初恋ゲーム4-2-400 
1



「チェギョン! サイクリングに行かないか」
お隣りのシン君の声がした。

「行く。行くー!!」
「オンマ、シン君とサイクリングに行ってくる」

「あんまり遠くに行っちゃダメよ。暗くなる前に帰っておいで」
「は~い!!」
私はお気に入りの自転車にまたがると、颯爽と漕ぎ出した。
「シン君、待ってー!」

そこには、クラスメイトが数人一緒にいた。
イン君・ファン君・ギョン君…いつもの遊び仲間だ。

女の子はいない。
だって、この子たちの遊びってものすごく肉体派だもん。
着いていけるのは運動神経抜群の私くらいね。

今日のサイクリングだって、オンマには内緒だけど、山野を駆け巡るのだ。
それも激しいバトル込みの競争。チャリをぶつけてくるなんてざらにある。

最後に勝った者の言うことを次のゲームまで聞くのがルール。
負けたら地獄よ。
まずはデコピン…これ、マジ痛いの。全然手加減しないから。
後は勝者にいいようにこき使われる。
肩揉み、カバン持ち、おやつ買い、代わりに宿題…

そんな遊びにそこらの女子が混ざるはずがない。
結構イケメンぞろいなんだけど、この子たちそっちの方には全然興味がないみたい。

お淑やかな乙女たちは指をくわえて見てるだけ。
混ざりたかったら身体を鍛えておいで! ってか…(≧∇≦*)

で、今日も男の子たちをやっつける気満々でいる私なのだ。
たいてい私とシン君のどちらかが勝つから。
他の3人はさっぱりね。
ここのところ私の連勝なの。気分いいわあ。


初恋ゲーム1-0 


ところが今日はどうもいつもと勝手が違うの。
他の3人がよってたかって私の妨害ばかりしてくる。

どういうことよ。
もしかして手を組んで私の勝ちを阻もうって魂胆かしら。
口惜しいけどそれも作戦のうちよね。

シン・チェギョン様をナメるんじゃないわよ。
私はサドルをにぎる手に力を入れると、目の前を走るシン君に体当たりをした。

でも、当たった場所が悪かった。
そこは川のすぐそばの細い山道だった。
あっという間もなく、私たちは川に自転車ごと落ちてしまったのだ。

「きゃー!!」
「わわっ!!」

全身すぶ濡れで川から上がった私たち。
幸い怪我は擦り傷程度で大丈夫だったけど6月の川の水の冷たさときたら…
途端にくしゃみの連発だ。

「へっくしゅん!」
「ハックション!!」

「う~寒い!! 何でうまくよけないのよ。私まで落ちたじゃない」
「あほか。ぶつけてきたのはチェギョンの方だろう。
  あんなところで普通体当たりするか。でも、お前大丈夫か」
「大丈夫よ。シン君こそ怪我はない?」

私たちは相手をけなしたり心配したりしながら、ガタガタと震えだした。
でも、このまま濡れたまま家に帰ればお目玉をちょうだいするのは目に見えている。

「どこかで焚き火でもするか」
「とにかく身体を温めないと風邪を引くな」

イン君たちが駆け寄ってきてどうするか一緒に思案してくれた。


Continued...


初恋ゲーム0-2-300 


たまちゃんとのきっすコラボです
純情路線をめざしました
爽やかなお話になるといいなと楽しく書きました…(//∇//)

にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ
にほんブログ村 
いつも応援ありがとうございます
とても励みになっています
関連記事
スポンサーサイト

Category - 初恋ゲーム(はぎ&たま)